1954-10-08 第19回国会 参議院 文部委員会 閉会後第18号
その熊本講演に表現されておるごとく、この二法に反対したものは偏向教育をやる意思がある、又たとえにいたしましても、ともかく一国の文部大臣が泥棒という言葉を使つて反対者を評したということは、これは私は直接音波で聞いた人並びに活字で見た人は、決してこの文部大臣の適切なる表現とはとつていないと私は思う。この文部大臣という栄職の立場から私は遺憾の意を表します。
その熊本講演に表現されておるごとく、この二法に反対したものは偏向教育をやる意思がある、又たとえにいたしましても、ともかく一国の文部大臣が泥棒という言葉を使つて反対者を評したということは、これは私は直接音波で聞いた人並びに活字で見た人は、決してこの文部大臣の適切なる表現とはとつていないと私は思う。この文部大臣という栄職の立場から私は遺憾の意を表します。
(拍手)父兄会を通じ、あるいは何の批判力もない子供を使つて、反対ビラをまいたり、署名運動をしたり、しかも、聞くところによるならば、その運動資金について、中共のいわゆる国民救援委員会より七十四万円の闘争資金を仰ぐに至つては、数名の容共幹部が、みずからの政治的進出の足場として日教組の組織を悪用し、善良なる大部分の教職員を政治の道具として踏みにじるに至つては、われら日本民族として許し得ざるところであります
そのためにあれだけの資金を使つて反対運動をやつて、疑獄事件すら起きたというケースなんです。だから石炭企業というものは、その採算に合わないものであるということは言えない。ほかの産業と比べてみれば、格別に現在の状態において保護を与えるという必要のあるものではない。これは炭住についても同様である。経理全般を考えてみれば埋合せがつく要素がかなりある。
勿論、ただ政府の基本的な態度というものが常に或るものに対しては二枚舌を使つて反対し、或るものに対しては承認するということであつては、我々が信頼する政府として任せておけないのです。
そこで高い関東配電社長の説明をさつきから聞いておりますると、政府の前の案に対しては良心的に反対運動をした、銀座裏の電力事務所を使つて反対運動をしたということである。そこで今度わが党から政府案として出す案は、おそらく関東配電その他の配電会社——特に高井さんのお好みにならぬ案だろうと思う。つまり銀座裏電力局がお好みにならぬ案が出ているのだ。
こういうような非合法という言葉を使つて反対の決議が行われておるところが多いのであります。こうした中央委員会で決定したものに対して地方で反対決議が行われた場合に中央委員会としては將来の責任において何らかの処置があるのでありますか。
それから院内でも、あの諸君がどやどや来て反対をやつておりますときも、私はばかなことをして金を使つて反対運動などやらないで、山に帰つて炭でももつと掘つてくれないか、君らが反対運動をすれば労働者側がもつと理想的なものをつくれと言つてこの運動を起してくるだろう。そうすると現場はあき家になつて労資対立の状態になつて非常な減産になるじやないか。
檢事も判事も弁護人もその問題は重大だ重大だと言いながら、やる方は、僕を処罰する方は杜撰、ルーズなことをやつて僕のみ法廷で頑張るということは苟くも民主主義の憲法下において私は人権蹂躙だと思う、而も被告人たりと雖も私は卑屈であつてはならん、被告人であつても法廷においては何も判事に恩惠的な判決を貰おうとか或いは檢事に少し色よい顔を使つて反対をやらない、そんなことを考えるならば三十年の運動はやらない。
今までは國家警察でありまして、政治的にこれを使つたり、選挙の際に警察力を使つて、反対派を縛つてしまうとか、氣に入らないものは、内閣が迭る毎に署長から小使まで全部取替えてしまつたというような、今までの弊害を一掃し、國民がみずからを守るための警察を持つという、こういうふうになるのでありまするから、御意見は自治警察の上に十分に現れるであろうと期待しておるような次第であります。